2013年5月5日日曜日

挨拶が苦手な日本人     

突然だけど、

日本のサービス業などの接客は
世界一
と言っても良い程素晴らしい。

買い物に行っても
レストランに行っても

『いらっしゃいませ』

『ありがとうございました』

と、笑顔で対応してくれる。

アメリカみたいに
ジュースを飲みながら対応したり

『今忙しいんだよ』
という顔で対応なんて絶対にしない。

しかし、

商業的な挨拶の得意な日本人だが
そうでない時の挨拶って
苦手な人が多いように思う。

それが良いか悪いかは
人それぞれ受け方、
考え方が違うと思うけど

長年アメリカに住んでいて
日本へ行った時の日本人の対応に
困惑する事が多々ある。

久しぶりに会う親戚。
母親や姉妹達は
いつも私からハグをしたりするので
慣れているのだろう。

普通に喜んでハグをしながら挨拶はするが

姪っ子、
甥っ子は

アメリカに住むおばさんに会うために
足を運んできてはくれるのだが
私が声をかけるまでは誰も目も合わさない、
近寄らない。

久しぶりに会って嬉しいのか、
面倒くさいのか(笑)
でも、
会いに来てくれているって事は
会えた事を喜んでくれてるのだろう
と、勝手に思っている私。
でも、
私から話しかけなければ
ずっとそのままなのは

なぜ???

子供だからとかではなく
大人でも同じ。

でも
きっと心の中では
と、
思いたいのだが。

私がアメリカに慣れてしまっている事が
悪いのか?




日本っていうのはそういうもの。
として、割り切ればよい事なのかな?

しかし、
アメリカに日本から来られた人たちを案内したり
人に紹介する時は大変。

自分を表現するのが下手なのはしょうがないとしても
楽しいのか楽しくないのかわからない人もいる。

観光に連れて行っても
もしかしたら案内してあげている事が
大きな迷惑なのかな?
って、思わされる事も多々ある。

人に紹介する時も
アメリカ人は挨拶から始まるが
日本人は挨拶が苦手。
ニコって笑顔を見せてくれれば
ちょっとほっとするのだけれど
それもしない人は
紹介するのがとても辛い。


な〜んて、
こんな事を書いている私だって
ティーンの頃は、
人と接する事が面倒くさかった。
人が家にくると
隠れていたかも。


挨拶が苦手な日本人

こんな事を考えるようになったのは
私が日本から離れたからだと思う。

もし未だにずっと日本だけしか知らなかったら
そんな事思いもしなかったのかもしれない。

この前のブログにも書いたように
『言葉にならない行動は、意味を持たない』

それだって
アメリカに来たからわかった事だしね。


もっと日本人に世界へ飛び出してもらいたい。
日本だけしか見ていないと
見えない事が沢山あるから。

外へ出てみると
日本の良いところも悪いところも見えてくる。





私はアメリカに来てはじめて
日本を見る事ができて
日本を愛する事ができました。

日本の国をもっと良い国にしたいとも思うようになりました。

一人でも多くの人に
同じような経験をして欲しいと
常に思っています。