2013年4月23日火曜日

治安、子育て、日本とアメリカの違い

私は3人子供がいます。 
一番上の子はもうすぐ20歳。
という事は、
20年間子育てしているってことになるよね。
子育てのほとんどが、
アメリカカリフォルニア、ベイエリア。
日本で子育てしたのは、たったの2年くらいかな?


アメリカと日本での子育ての違いは???

沢山あるかな?
治安の事もあるしね。

『自分の子供は自分で守る』

私は常にアンテナを張っている。

日本で育った日本人は(私も含めて)
基本的に治安の良い場所で暮らしてきているので
あまり、治安の悪い場所に慣れていない。
治安が悪いと聞いていても、

『少しだったら大丈夫だろう』

と、勝手に思ってしまう。

弊社のインターンシップに来る学生達にも、
オリエンテーションの時に口をすっぱくして注意しても
『自分は大丈夫』
と、思ってしまう子が多い。

実際に、強盗に遭ったインターン生も過去にいる。
大きな事件にはならなかったが、銃を突きつけられ
持ち物すべてを盗られてしまった。
襲われた場所は、
夜は通ってはいけないと注意をされていた場所。
仕事が終わって近道だからと、つい気が緩み
通ってしまったのが悪かった。


盗難に遭ってから2日後、
犯人が捕まった事を、テレビのニュースで見た。
二人組で、やはり銃を持っていたそうだ。
盗られた物は戻ってきたが、
現金、携帯電話のシムカードは無かったようだ。


日本人は、治安の悪い事に慣れていない。
だって、やっぱり日本は平和な治安の良い場所だから。

確かに、日本にだって治安の悪い場所はあると思うけど
アメリカ程ではないだろう。

日本へ行く度に、平和だな〜と思ってしまう。




アメリカでは、12歳以下は一人で家に置いておく事は法律上できない。
(下記は、ライトハウスからの記事ですが、)
日本から来られている人は以外と知らない方が多い。


日本より厳しい児童虐待に対する認識

児童虐待には、肉体的、性的、精神的虐待、養育の拒否などがある。

なかでも気を付けたいのが児童遺棄。家に12歳以下の子供を残したまま外出するのはもちろん、短時間でも子供を車の中に残しておくなどの行為をしてはいけない。また、火事やガス漏れ、強盗などの緊急事態に的確な行動ができる年齢になるまでは、1人で留守番をさせてはいけない。日本から来たばかりの家族で、子供が英語を話せない場合は親の保護が必要。13歳以上であっても、英語が話せない子供だけにしておくことは、留守番ができない子供を放置したと見なされる。

アメリカでは、子供に体罰を与えることは暴力だとされ、虐待として通報される。人前で怒鳴ったり、子供の前で親同士がケンカをすることも虐待に含まれる。これらの行為を知った者は、通報(Childhelp National Child Abuse Hotline・☎1-800-422-4453) の義務がある。通報を受けると、24時間以内にソーシャルワーカーが家庭を訪問し、調査が行われる。子供が危険にさらされている状況だと判断されると、子供は保護され、両親は裁判所に出廷しなければならない。

裁判で児童虐待の事実があったと判断された場合は、虐待した者は、裁判所の警告や指示に従い、裁判所の指定する所でカウンセリングを受けることになる。第三者が家族の間に入ることによって、家族が互いに話し合い、関係を見直す良い機会になる。



法律に関係なく、私はこれまで子育てしてきていて
いつも自分と闘っている。

上の子供を学校に送り迎えする時に、
寝ている赤ちゃんを起こしてまで連れて行きたくないな〜。
でも、もし置いて行っている間に強盗が来たら??
地震が来たら?
火事になったら?

みたいに。。。。
自分に言い聞かせ、寝ている子供を起こして
泣いても喚いても、
何か起こるよりまし!!

外で遊ばせるのも、家の前でさえ必ず見ている。
もしかしたら、通りかかった車に連れて行かれてしまうかも。。。

公園で遊ばせていても、変な人がいないか
いつも回りを気にしたりして、子供からは目を離さない。
いくら治安がよい場所でも、
どこに変な人がいるかわからない。

買い物をしている時も同じだ。
目を離した隙に連れて行かれる事は多い。


アメリカに来てすぐに、My husband が
『毎日同じ行動をしない事、
毎日同じところに同じ時間に行くのは危ない』
と、言っていた。

それも、私を緊張させていたと思うけど。



そんな子育てをしてきた私は、
日本へ子供達を連れて行っても、
いつもアンテナを張っていて
親戚のマンションの階段で遊ぶのも
もし、変な人が住んでいて、
連れ込まれちゃったら。。。。


なんか、こんな風に書くと、
過剰だな〜て思われるかもしれないけど
子供を守れるのは親だけだから
外で遊んでいるのを、
近所の人が見てくれるなんて期待しない。

と言っても、
アメリカでも平気で子供を野放しに育てている人はいると思う。
でも、私は何か起きてからでは遅いと思うから。
注意してたって巻き込まれる時は沢山あるんだから。

あ、今の家の前の前に住んでいた家の隣のおじさん
実は、性犯罪者だったのです。
とっても治安の良い町だったのに。

アメリカでは、性犯罪者のリストを一般公開しているから
ネットで見る事ができて、顔写真まで出ていたりして。

私たちは引っ越す前にいつもそのリストを確認してから引っ越すのだが。。。
その犯罪者のおじさんは、私たちよりも後から引っ越してきたのだ。
それも、その家を購入して。
その家、1億以上もする家だったのに
”まさか!!”
そんな人が引っ越してくるなんて夢にも思っていなかった。
そのおじさんが隣に住んで4年以上してから
他の近所の人に
『お宅の隣の人、リストに載ってるよ』
と言われて確認したら、そのおじさんの顔が!!

14歳以下の子に手を出したとか。。。

ショックでショックで、
聞いた日から生きた心地がしなくて
すぐにでも引っ越したくて引っ越し先を探した。

実はそのおじさん、結構うちに出入りしていて
パーティとかにも良く来てたんです。


そして、それを知った私たちは
すぐに引っ越しました。

性犯罪者の人って、一度やると何度もやるそうで。。。。

基本的に、高級住宅街には性犯罪者が少ないんですが、
リストの地図を見ると、町中には結構沢山印が付けられているので
どこに住んでも同じかなって思ってしまいますが。
でも、さすがに隣はね〜〜〜。

今は男の子も女の子も関係ないから。
本当に、親が守らないと!!

大きくなっても心配ですが。

うちは未だに、一人では歩かせません。

さすがに20歳の子は、
車を運転するので泊まりでどこへでも行ってしまいますが。


こんな事を書くと、生活していて大変って思うかもしれないけど
私は慣れているので、どっちかというと日本の方が落ち着かないかな?

とにかく、

”自分の身は自分で守る。”

それには、

それなりの行動をする事だよね!!


これがきちんとできれば快適な生活ができると思うけど

でも、やはり銃社会っていうのは嫌だけどね。

これも、また別の機会に ^^















1 件のコメント:

  1. こんにちはー。
    コメントしようと思ってたんですけど、ダンスレッスンが3日続いていて、、、、ゾンビ状態でした。笑
    いつも思いますけど、Mireさんは子供たちへの干渉の仕方が上手だと思います。
    絶対目を離さないようにしつつ、子供にはそれがプレッシャーにならないように、、、、というのでしょうか?
    子供からしたら、丁度良い距離を保っていてくれてるんだろうなーって思います。
    Mireさんの子供さんは、本当に幸せ者ですね。まぁ、それを今、子供たちが分かっているのかどうかは不明ですけど、、、、。笑

    なほこ

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