2013年4月27日土曜日

意外と知られていない、アメリカ式、ナイフとフォークの使い方

私はアメリカに来てすぐに、
義父と一緒に暮らした。

普通アメリカでは、
同居をする人は少ないのですが、
その頃義父は、
義母を亡くして一人で住んでいて、
体調を崩す事が多くなり、
My Husbandが心配していたんです。

義父は南カリフォルニアに住んでいたし
私たちは北カリフォルニア。
車で行ったら片道7時間くらい。
遠すぎたのもありましたが、
私の日本人気質が出てしまって

『一緒に住もうか?』って
言ってしまった訳です。

ま、
男性だし、
日本での同居と違って
トイレやお風呂が別だったから、
どうにか長〜く一緒に住む事ができたのかも。



おじいちゃんからは沢山教えてもらったな〜。
私にとってアメリカでの生活は、
すべてがはじめてな事ばかりだったし、


もちろん、
おじいちゃんは日本語は全く話せなかったけどね。

私が泣くまで、
同じ事を何度も言わせたりもしてたな〜〜
それも、
日本人が一番苦手な
 "RとL"
の発音。

"Santa Clara"

これは今でも忘れないな〜〜
今思い出すと笑っちゃうけどね。
その時は本当に泣いたわ(笑)


お年寄りは、
世界共通、
昔話が大好き!!(笑)

私も同じ場所に座って、
何時間も聞かされた思い出がありますね〜〜。


そんなおじいちゃん、
頑固で、バリバリ昔のアメリカ人おじいちゃんでしたが
マナーも厳しかったです。

色々とあげればきりがないけど、
ディナーテーブルでの躾は厳しかった。

自分のお皿に取った食べ物を残してはいけない。
それは、どこの国も同じだと思うんだけど、
食べ終わるまで席を立たせてもらえなかったから、
一番上の息子は、
小さい頃から野菜が苦手で
いつも食べれなくて、
ずっとテーブルから離れる事ができなかった。

で、ある日、

引っ越しの時に驚きの発見!!

息子が座っていたディナーテーブルの椅子に
子供用の
ブースターシートをつけてあったのだけれども


それを取り外したら、
なんと
ドライになった野菜達が@@

息子は、野菜を食べれなくて
そこに、隠していたらしい。
(笑)

子供もなかなか考えるよね〜〜。



そして、本題。

私はおじいちゃんと暮らすまで、
アメリカのナイフとフォークの使い方が
ヨーロッパと違うという事を知らなかった。


さっきも書いたように、
お年寄りは昔話が大好き!! 
(笑)

そこで、
歴史が出てくるんだけど、
書きはじめると、
と〜〜〜っても長くなるのでやめときます。


日本人が知っているナイフとフォークの使い方は
ヨーロッパ式なんですよね。

ヨーロッパ式のナイフとフォークの使い方をすると

おじいちゃん
とってもっていましたね〜。



例えば、
日本人が韓国のように、
お茶碗を持たないで食べたりすると
怒られるでしょ。

そんな感じ。。。かな?



アメリカ式は

ナイフは右手、
フォークは左手。

食べ物を切ってから、
ナイフは置いて
フォークを右手に持ち替えて
食べる。

フォークで食べる時は、
左手は膝の上に置く。
左手は、
テーブルの上には置いてはいけない。


今はおじいちゃんはもういない。

厳しくしかってくれる人がいなくなっちゃって
子供達もちょっとだらけているような気がするけど、

うちの場合、

私が年を取ってきて、
どうしても和食が多くなってきているので
フォークとナイフを使う事が減ってきている
今日この頃。


これはマナーに関係ないけど
麺類を食べるときなんかは、
とっても面白い。
みんな、
日本人みたいに音を立てようとするのだが

できない。


普段音を立てないで食べる癖がついているから

結構難しい。

私も最近できなくなってきている。
あれも、コツだよね。

その国々によって、
本当に色々違うよね。

でも、
一つだけ嫌なのが
『くちゃくちゃと、口を開けて食べる人』
私はあれがとっても嫌いです。

日本人って結構くちゃくちゃ食べる人多いけど
あれはいいのかな?
私の両親は、
くちゃくちゃ食べたら怒ってたけど。

????




子供には外に出て恥ずかしくないように教えておかなくちゃね。



『郷に入れば郷に従え』

ですね ^^








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